お電話・Web予約は電話予約へWeb予約へ

子宮卵管造影検査について

体外受精に至るまでの一般不妊症検査において子宮卵管造影検査は最も重要な検査の一つです。その理由は 油性製剤を用いた子宮卵管造影の検査により約30%の方が検査後妊娠されます。(水溶性造影剤を用いた 場合は約17%となります。)そのため絶対に外せない検査となっています。 卵管は1~2mmの細い管なのでもともとつまり気味であったものが、油性製剤の通過により解消されることにより妊娠に至る と思われます。

なぜ卵管造影は痛いのでしょうか?

卵管造影検査の際に患者様からよく「痛くないんですか?」と質問されます。
子宮卵管造影検査が痛い理由は、
①造影剤の注入器を固定するために子宮の入り口を鉗子でつかむため(これが痛い)
②卵管が詰まっていると、造影剤によって子宮が膨らみ気味になるので生理痛のような重だるい痛みが生じます。

痛みの少ない子宮卵管造影検査

当院では、患者様の子宮卵管造影での苦痛を極力取り除くため、子宮の入口をつかむ鉗子ではなく「卵管 疎通検査用カテーテル」を用いております。これにより①に関する痛みについては解消されます。①に関する痛みで過去に酷いときには 卵管が写らない(痛みにより収縮してしまった)こともありましたので、当院ではこのチューブを用いた子宮卵管造影検査を行っております。

↑ PAGE TOP

inserted by FC2 system